Well come !!
私たちは北海道恵庭市のカトリック教会です。
We are the Catholic Church of Eniwa City.
主のご復活 おめでとうございます
~ 前向きに生きるキリスト者 ~
教会の皆様へ
そして、教会の交わりに
参加できない状況下にある方々へ
「死者の中からの復活!」
この出来事を私達は一生懸命考えます。不思議。どうやって?なぜ?どのように?そこで一言。
『考えることをやめましょう』。確かに教会の教理が形成されてきた経緯の中で、多くの神学論争を経て現在その考えは整理されてきています。つまりカトリック教会はそれなりに答えを持ち、その説明は立派で、教会全体の共通の回答としてカテキズム(要理)にも説明されています。他の宗教にも堂々と伝えられます。
この回答は人々に語られ、説明するためにあれこれと時代を経て発展してきました。ですから
教会の歴史によって力強く答えは出ますし、間違いの無い「信仰箇条(信仰宣言でも)」として語れます。でも、答えが出たからと言って嬉しいですか?
大切なことは、イエス様が復活することで、私達の日常に“嬉しさ”があるか?ということにつながっているのではないでしょうか。
そもそもイエス様が復活しなければキリスト教は始まりませんでした。復活しなければ、人々は
イエス様を神と認めませんでした。天の御父による強引なイエスの復活があったからこそ、神の
存在は人々に受け止められ、神から愛されること、また愛の伝播がどれほど大切なのかが示されました。
イエス・キリストに関わることで慰められた経験があれば、それは遡って復活の出来事の延長線上にあることがわかります。教会で嬉しい・楽しい思い出があった場合も、それは復活の延長線上にあります。喜びや癒し、救いの全ての源はキリストの復活が起こってからすべてが泉のように湧き出始めるのです。ですから、復活から考えるのではなく、私に起こった出来事から見て遡ると、最初のきっかけがキリストの復活であるという事にたどり着けるかもしれません。そう受け止められたらあなたは立派な弟子となるでしょう。だから皆さんの今の生活に目を落としてください。
復活の出来事による恵みは、時代を超えて今私たちのからだに具体的に起こっているのです。それは嬉しい事だけに限らず、悲しみを通して喜びにも到達することができるかもしれません。
さぁ私のからだに起きた復活の恵みを、思い出して感謝してみましょう。
それが復活を祝うという事なのではないでしょうか。
皆様に復活の恵みがありますよう祈ります
2024年4月
札幌教区 札幌地区東ブロック11教会 主任
兼 教区事務局長 アンドレア 松村繁彦
2024年4月巻頭言 札幌東ブロック11教会の皆様へ 主任司祭 松村繁彦
「まだシノドス、これからもシノドス」
ご復活おめでとうございます。そして復活祭に各教会で受洗・受堅・転会されて新しい仲間になった皆さんの上に、豊かな祝福があるように祈ります。
そして新しくお世話になる千歳教会・恵庭教会の皆様、今まで関わってきた9教会の皆様、札幌地区にあってともに歩んでまいりましょう。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
主の復活の恵みは2000年前の過去のものではなく、今現在も私たちのこの体、私たちのこの社会に起きている恵みです。それを感じ取り、見出してその喜びを分かち合える年にしていきましょう。現在の復活の恵みとは?それは挫折や反省の中から立ち上がる力。神への希望こそが復活につながる大切な要素です。希望を失わないように、互いに支え合っていきましょう。
さて、全世界の教会ではシノドスが関心事になっています。でも、未だに「まだやるの?」「いつまでやるの?」「長くかかりますね?」という声が聞こえてきます。正直に言いますと、私の最初の本音も同じでした。なぜなら、第二バチカン公会議以降、それに代わる会議が世界代表司教会議となり、その会議の名称がシノドスと呼ばれていたからでした。しかし現在私たちが耳にするシノドスとは意味合いが違います。教皇フランシスコはシノドスを明確に、ともに歩むため(本質・あり方を大切に)に統一し、その実現のために聖職者主導ではなく、すべての人が同じテーブルの前に座る形で、実現を促しています。それに慣れるために祈りと分かち合いを通して、シノドスの本質(対話と協同)を歩もうとしています。極端な聖職者主義・信徒中心主義ではなく、ともに歩むことに力点が置かれています。
この事を進めるにあたりヒントをお伝えします。
ギリシャ語の「(SYNODOS)共に歩む」の接頭語SYN。ラテン語ではCOMがそれにあたりますが、どちらも一致・協調・共存などに向かうための大切な接頭語です。ともに歩むためには、歩める力が必要となります。私はこの接頭語を使うもうひとつの単語「SYNCHRONOS(同調する)」が大切と考えます。このシンクロは同期・同調し一体となるという意味です。それ支えるには「愛」という骨が無ければいくらシノドスを進めても偽りの一致、強行的な行為にしかなりません。大切なことは「愛」によるシンクロで、その上にシノドスが成り立つと考えます。話しあった時間が長いと成長する!ということではありません。どれだけその人に同調できる感性を身に付けられるか。聖書の中でイエスが寄り添い涙した人たちの事を確認すると、まず近づき・受入れ・理解し・自分の感性に響かす(共鳴:シンクロ)。自分の心に響く音が無ければ、それは表面的な寄り添いにしかなりません。シノドスは分かち合いを大切にしますが、心に落とし、シンクロしていく作業こそがシノドス的な歩みなのです。知識や経験を並べるのでは人の間に差が生まれ、上下関係が自然と出来上がります。もちろん多様性の一致は大切ですが、それを強調しすぎると、結局何でもよい!となってしまいます。誰もがわかる言葉で、誰もが受けたことのある体験や感情の枠の中に自分の身を沈め、関わること。これこそがシノドス的なあり方であり、イエスが望んだ生き方です。だから誰でもできる可能性があるのがシノドスなのです。
分かち合いながらその感性を磨き、思い起こしましょう。善いサマリア人・99匹と1匹の羊の話など、牧者が寄り添ったように、私達も人々に寄り添うための訓練の場こそシノドスなのです。だからシノドスは聖書勉強と同じレベルで学び関わり続けなければならないものとして用意された信仰養成の場なのです。
住所 address
〒061-1417 北海道恵庭市駒場町5丁目3−5
5-3-5 komaba Eniwa Hokkaido japan.
電話番号 Phone number 0123-33-4572
メール E-MAIL catholiceniwa@gmail.com
JR恵庭駅より車で7分 minutes car from Eniwa Station
英語のサポートがあります We have English support.
Sunday Mass 主日のミサ(日)AM 8:45
4月の予定 schedule of April
恵庭市駒場5-3-1 Tel.0123-33-4572
日 |
曜 |
行 事 |
会議・部会等 |
聖書朗読・備考 |
7 |
日 |
復活節第2主日 10:00~ 集会祭儀 |
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片桐亨・吉田千寿子 |
14 |
日 |
復活節第3主日 10:00~ ミサ Fr.松村 |
千歳恵庭合同運営委員会 於恵庭 12:00~ |
小林彰・竹内衛利子 |
21 |
日
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復活節第4主日 世界召命祈願の日 10:00~ 集会祭儀 |
|
木津典之・二階堂紀子
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28 |
日 |
復活節第5主日 10:00~ ミサ Fr.千葉 |
|
多田摂雄・伊藤みどり |
お知らせ・お願い・留意点
◎4月1日付の人事異動により、主任司祭としてアンドレア松村繁彦神父様がおいでになりました。協力司祭は引き続き千徳神父様です。
◎カリタスジャパンからお願いのあった能登半島地震の被災地に向けての募金については、3月末でいったん締め切りましたが、4月からも受け付けます。聖堂内に募金箱を用意してありますのでご協力下さい。
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